自分から持ち込もう
インターネットを通じて、中古車買取の査定を行い、業者の選択をしたとしても、正式な査定を受けなければ、買取契約を結ぶことはできません。正式なものとしては、査定士に自宅に来てもらう出張査定がありますが、もう一つ、ユーザー自ら業者のもとに赴くものがあります。それが、持ち込み査定です。
持ち込み査定の場合、任意の時に訪問しても問題ないようです。すなわち、予約なしでも、業者の店舗に行き、査定を受けられるようです。極端な話をすれば、衝動でも持ち込み査定が可能です。通勤中でも休日中でも、走行中に業者を見つけ、そのまま持ち込み査定をし、そうして、契約を結ぶことも可能です。書類が必要になりますが、出張査定と同様、代行を頼むことができます。代行料を支払うようになりますが、それでも、契約が結べるのであれば、人によって、安上がりのようです。しかし、持ち込み査定の場合も、契約が決まれば、それまで乗車していた車を手放すことになります。衝動的なこともできますが、帰りの手段がなくなる可能性もあります。多くのところでは、台車サービスをしているようですが、少なくも、それを確認する程度のことは、必要かもしれません。
けれども、予約がいらないということは、見方を換えれば、非常に便利なことです。仮に会社でインターネット査定を行い、良い業者を見つけ、帰りに立ち寄り、正式な査定をしてもらい、そのまま契約ということがあります。仕事の合間に買取依頼ができるため、非常に効率的でしょう。また、今ではモバイル機器でも、インターネットを利用できます。駅の待ち時間などで、インターネット査定を行い、気に入ったところが見つかれば、任意の時に持ち込み査定をすることで、買取契約を結ぶことも可能です。しかし、持ち込み査定はいつでも問題ないようですが、高額査定を狙うのであれば、自分の都合の良い時ばかりでは、あまり好ましいことではないようです。業者によっても、あるいは、中古車市場でも、人気のものがあったりします。つまり、需要の流れが、常に変わっています。したがって、自分の車がどれくらい買取業界で重視されているのかを理解してから持ち込み査定をした方が効果的でしょう。
いずれにせよ、多忙な人であれば、出張査定が最適かもしれませんが、持ち込み査定も、任意の時にできるので、多忙であっても、受けられるものです。ただし、市場動向を調べるべきことは、先でお話している通りです。